サッカーブログ

サッカーに魅了されて15年の会社員。サッカーの魅力を伝えたくブログ開設。資産形成も書いていきます。

コミュニティシールド リバプール対マンチェスターシティ

世界で1番視聴されると言われるイングランド・プレミアリーグの開幕を告げる昨年のプレミアリーグ覇者とカップ戦覇者が対戦するコミュニティシールドマンチェスターシティがリーグもカップ戦も優勝したためリーグ2位だったリバプールとの対戦になりました。今シーズンもこの2チームがプレミアリーグはもちろん欧州のサッカーを牽引することが予想されるので注目の1戦。

南米選手権コパアメリカ、アフリカ選手権のアフリカネーションズカップに参加した選手は先週合流したばかりとトップコンディションではない両チームですがとても見応えのある試合でした。

リバプールアフリカネーションズカップの決勝に進出したマネが合流していないですが、サラー、コパアメリカに出場して優勝したフィルミーノ、アリソンがスタメン。

対するシティはコパアメリカ組のジェズス、アグエロ、エデルソンがベンチ。オタメンディ、ブラボがスタメン。フェルナンジーニョセンターバックのラポルテは怪我のため欠場。

前半は大方の予想通りシティがボールを保持しリバプールが前からプレスをかける展開に。すると11分バイエルンへの移籍が噂されるシティのサネが負傷しジェズスとの交代を余儀なくされる。そのフリーキックからスターリングが押し込みシティが先制。

その後もシティがデ・ブライネを中心にリバプールの最終ラインの裏を狙いチャンスを作っていきました。リバプールはジョーゴメスの素晴らしいカバーリングがいくつかあり決定機を作らせませんでした。攻撃ではサラーを中心にゴールに迫りますがネットを揺らせず前半はこのまま終了に。

後半は前半と真逆の展開に。リバプールがボールを保持しゴールに迫ります。すると56分コーナーキックからファンダイクが左足で合わせクロスバーを叩くもゴールラインを超えずノーゴール。77分フリーキックの流れからファンダイクがクロスを上げ途中出場のマティプが頭で合わせ同点。その後もサラー、シャキリ、ケイタと決定機を作るもゴールできず90分が終了しPK戦に。

ワイナルドゥムがブラボに止められシティが5対4で勝利。

 

シティは徐々に効果的な攻撃ができなくなっていきましたがポゼッションしながら裏を狙いチャンス多く作りました。昨シーズン怪我に苦しんだデ・ブライネが好調でフル稼働できるととても大きいです。リバプールファンからするととても厄介です。

クラブ最高額で獲得したアンカーのロドリですがまだフィットしているとは言いがたくフェルナンジーニョの後継者としてこれから存在感を増して行くとシティの独走も有り得るのではないかと思います。

今夏の大きな補強はしないと公言しているリバプールですが自慢の3トップであるフィルミーノ、サラー、マネの1人でもかけると戦力ダウンしてしまう状況と左サイドバックのロバートソンの控えがいないのがとても不安です。ミルナーサイドバックで起用できますが本職ではないため補強必須だと思います。

マネの代役として出場したオリギは相変わらずボールを持っていない時の動きと守備でのポジショニングが良いとは言えず得点力はあるのでスーパーサブでの起用が望ましいです。チェンバレンシャキリがウイングで起用できるもののチェンバレンは大怪我明けであることシャキリはスピードがあるとは言えず昨シーズンの後半の大事な試合で起用されなかったため序列が低いためあまり期待できません。シティと比べると選手層に不安が残るので移籍市場で動きがあるかもしれません。

ポジティブな要素は昨年怪我に苦しみマティプにポジションを奪われていたジョーゴメスが素晴らしいパフォーマンスを見せたことです。怪我がなければワールドクラスのポテンシャルを秘めていると思うので期待しています。

昨年欧州CLを優勝しプレミア制覇を狙うリバプールと欧州CL制覇を狙う昨シーズン3冠したシティの2チームに今後も目が離せません。