サッカーブログ

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上田綺世前倒しで鹿島アントラーズ加入決定

2021年に鹿島アントラーズに加入が内定していた法政大学の上田綺世の前倒しでの加入が発表されました。7月31日の浦和レッズ戦から出場が可能なので出番があるか注目です。

中学時代には鹿島のジュニアユースに所属していたので鹿島にフィットする心配はなさそうです。南米選手権コパアメリカでは大学生として唯一日本代表に選出されました。相手は南米の1流選手、日本はぶっつけ本番、連携不足、大学生で国を背負うプレッシャーと不安要素が多い中得点こそなかったものの、自ら決定機を作り出す動き、抜群のポジショニングが光りました。鹿島で決定力を磨けばエースとして活躍する日が近いと思います。

鹿島は鈴木優磨がシントトロイデンに移籍したのでFWの補強が必須でした。鹿島をよく知り、プレースタイルが土居やセルジーニョではなく、鈴木優磨のようなストライカータイプであることもこの前倒しの加入はとても良いと言えるでしょう。

また守備に定評のあり、ボランチサイドバックでプレーできる小泉を柏から獲得しました。新潟時代にレオシルバとボランチでコンビを組んでいたので連携やチームに馴染むのも早いのではないでしょうか。

Jリーグはこれから後半戦で夏場に失速するチームが必ずあるので夏場に勝ち点を伸ばすことが優勝へ大きなポイントになります。鹿島はアジア1を決めるACLルヴァンカップ天皇杯と取れるタイトルは全て取らなければいけないチームです。1週間で2試合が続くので、ローテーションをしながら勝たなくてはいけません。その為にあまり出場のなかった選手の活躍が必要になります。

蓄積した疲労によるコンディション不良、怪我による長期離脱、イエローカードやレッドカードによる出場停止もあるでしょう。鹿島は選手層が厚いのですが先発を固定してある程度序列が決まっています。これからどんどん控え選手が活躍し選手間での競争が行われ、チームが強くならなければいけません。

個人的にFW伊藤、MF平戸、MF遠藤、DF関川の活躍に期待しています。

 

最後に上田本人の意向とはいえ大学サッカーのシーズン途中であるにも関わらず、快く鹿島に送り出してくださった法政大学の全ての関係者に感謝します。鹿島サポーターとして上田に大きな期待をしている1人ではありますが1年2年はじっくりと様子を見て焦らず鹿島のエース、そして日本を代表する選手になれるようクラブ、サポーターが支えることが今回の法政大学の関係者の皆さんへの恩返しになるのではないでしょうか。これからの上田綺世に注目です。