プレミアリーグ 第3節リバプール対アーセナル
プレミアリーグ第3節リバプールのホーム、アンフィールドで行われた対アーセナル戦。ホームで圧倒的な強さを誇り要塞と化しているアンフィールド。
両チームとも2連勝で迎え、ビッグ6同士の対戦。
前節新加入のセバージョスが抜群のパフォーマンスを見せ快勝したアーセナルが欧州王者のリバプール相手にどのような試合になるか注目しました。
アーセナルは主力のラカゼットをベンチスタートにしてFWのオバメヤンとぺぺを前線に残し8人で守備ブロックを敷きロングカウンターを狙う守備的スタイルで挑んだ。
リバプールはいつも通り前線からのハイプレス、ポゼッションのスタイルに。
アーセナルが最終ラインがとても低くリバプールは両サイドバックからのクロスの単調な攻撃でなかなか攻め手がない中迎えた40分名手アレクサンダー・アーノルドのCKからマティプが頭で合わせ待望の先制点が生まれる。
49分最終ラインの裏を取ったサラーがダビド・ルイスに引っ張られPKを獲得。自ら決めて2対0とリードを広げる。
59分にもサラーが軽率なディフェンスをしたダビド・ルイスをスピードでかわし冷静にシュートを流しこみ3対0と試合を決定付けた。
85分に途中出場のトレイラが決めて3対1にするもそのまま試合終了。
リバプールが格の違いを見せつけた結果になった。
リバプールは攻め手を欠く中セットプレーで先制点を奪えたのが大きかったです。先制点を奪えたことでアーセナルの最終ラインが上がりスペースができたことで攻撃の幅が広がりました。世界最高のセンターバックと称されるファンダイクが、アーセナルの前線のスピードあるぺぺに何もさせず圧巻のパフォーマンスでした。
アーセナルは守備的スタイルを選択したことで前節大活躍のセバージョスの持ち味のゲームメイクが影を潜めたことが敗因の1つだと思います。セバージョスではなく守備に定評のあるトレイラを起用していれば結果は変わっていたかもしれません。
守備的スタイルで挑んだアーセナルですが普段は攻撃的なスタイルが持ち味のチームです。セットプレーで失点しましたがその失点がなければリバプールはもっと苦戦していたことが予想されるのでエメリ監督の選択は正しかったと思いますが、個人的には前節の攻撃がとても魅力的だったのでラカゼットを先発で起用し、攻撃スタイルのガチンコ対決が見たかったと思いました。
アーセナルは4節にビッグ6の一角トッテナムとのノースロンドンダービーが控えているのでここでも負けてしまうと勢いを完全に失うと思うので勝ちたいところですね。
とても緊迫した好ゲームで見ていて楽しかったです。