プレミアリーグ 第4節アーセナル対トッテナムホットスパー
アーセナルの本拠地のエミレーツスタジアムでのノースロンドンダービー。
アーセナルはモンレアルが移籍しコラシナツが左サイドバックに入った。
アウェイのスパーズは司令塔のエリクセン、昨シーズンチームMVPのソンフンミンが出場停止が明けて今シーズン初先発に。負傷者の多い右サイドバックには本職センターバックのダビンソン・サンチェスが入った。
ホームのアーセナルが前からプレスをかけ、攻勢をかける中、ゴールキックからケイン、ソン、ラメラと繋がれ、ラメラのシュートのこぼれ球をエリクセンが押し込んでアウェイのスパーズが先制。
同点に追いつきたいアーセナルはボックス内でソンにジャカがレイトタックルし、PKを献上。これをエースのケインが落ち着いて決めて2対0。
ファウルするほどのシーンではないだけにもったいない失点だった。
反撃したいアーセナルは46分ラカゼットがボックス内でフェルトンゲン、アルデルヴァイレルトの間を割って左足を振り抜き2対1で前半終了。
前半、ロングボールのセカンドボールを拾ってチャンスを作っていたスパーズがセカンドボールを拾えず防戦一方に。エミレーツスタジアムの歓声も徐々に大きくなり同点に追いつくべく選手を後押しする素晴らしい雰囲気に。
71分、ゲンドゥージのシュート性のパスにオバメヤンが足先で合わせ同点に追いつくと、さらに79分FKからサイドを崩し、コラシナツのクロスにソクラティスが合わせ逆転と思いきや、コラシナツがオフサイドでゴールならず。
最後まで両チームゴールに迫るも得点ならず、伝統のノースロンドンダービーは引き分けに終わった。
アーセナルの3トップの攻撃がとても魅力的でスパーズを苦しめました。特にクラブ最高額で加入したぺぺがドリブルでチャンスを作り、自らシュートを放つなどこれからプレミアリーグに馴染むとさらに活躍が期待できそうです。
中盤のゲンドゥージのパフォーマンスも素晴らしくセカンドボールの回収、効果的なパスでのチャンスメイクが光りました。
スパーズはケインが少ないチャンスの中ポストを叩くなどアーセナルの脅威であり続けました。ソンの献身性や打開力も優れ今シーズンも期待できそうです。