明治安田生命J1リーグ 第17節 鹿島アントラーズ対サンフレッチェ広島
優勝を狙う中で首位とこれ以上離されないためにホーム戦ということもあり、勝利して水曜日から始まる天皇杯に勢いをつけたい一戦。
最近好調の土居聖真に注目。
左SBでJリーグ初先発の小池、左SHで先発の山口のコンビの出来がポイントと思い観戦。
開始1分でレアンドロのゴールで幸先良く先制。その後も広島の3バックからのビルドアップにプレスをかけボールを奪いそこからのショートカウンターからチャンスを作りゴールの匂いがしている中で迎えた27分広島の柏のゴールで追いつかれる。
その後伊藤翔に決定機が訪れるもボールに触れずゴール奪えず。両チームともチャンスを作れず前半終了。
後半11分山口に変わり遠藤を投入しレアンドロを左SHに。
遠藤が右SHに入ったことで少しずつ右サイドで起点が作れるようになり、後半29分に鹿島待望の追加点。小池が左足一閃。町田に当たりゴール。
対する広島はパトリック、野津田を次々に投入し反撃攻勢。すると後半49分スローインから素早い攻撃でまたしても柏に決められ2対2で試合終了。
2得点の柏はどちらのゴールも素晴らしく特に2点目は後半49分での疲労、ビハインドでのプレッシャー、雨の中でのピッチコンディションと様々な状況の中での得点で圧巻の一言。次回の対戦でも要注意だろう。
鹿島は初先発の小池が素晴らしい活躍で勝利で祝いたかった。山口とのコンビネーションはイマイチだったので次から期待。
注目の土居聖真はもう少しボールに触りリズムに乗りたかった。
伊藤翔がキレがなく、ボールも収まらずでまだ怪我が完治していないのではと思わせる出来だった。
三竿が広島の攻撃の芽をことごとく摘んでいて、まるでブラジル代表のカゼミロだった。彼を日本代表に強く推薦したい。
結果論になってしまうが、広島の柏が後半の途中から右サイドに移ったので町田ではなく小田をマークに付かせるべきだったのではないか。
疲れの見えたレアンドロに変えて金森または名古を入れて柏のケアをしても良かったのではないかとも思う。
次節はホーム磐田戦。監督交代を行ったチームはとても難しいと思うが最下位相手に負けるわけにはいかないので勝利できるよう応援していきたい。