サッカーブログ

サッカーに魅了されて15年の会社員。サッカーの魅力を伝えたくブログ開設。資産形成も書いていきます。

プレミアリーグ 第2節サウサンプトン対リバプール

吉田麻也所属のサウサンプトンリバプールをホームに迎えたプレミアリーグ第2節。

水曜日欧州スーパーカップを戦ったリバプールは中2日での試合。

吉田は前節ベンチスタートだったものの今節は先発出場。

GKのアドリアンの負傷が心配されたが無事先発出場。

試合はサウサンプトンがとても整備された守備でリバプールの攻撃を制限し形を作らせない。リバプール疲労からなのか動きが重く得意の前からのプレスもあまり機能せず攻撃が停滞する。

吉田がファンダイクの上からCKのクロスを頭で合わせるもアドリアンの正面で惜しくも得点ならず。お互いチャンスないまま前半終了間際マネが決め先制。

後半リバプールが調子を取り戻したかのように攻めに転じリズムが生まれる。

すると64分カウンターからマネのクロスにフィルミーノが合わせるもゴール右にそれる。

対するサウサンプトンは66分途中出場の古巣対戦となるイングスがペナルティエリアの外から左足を振り抜くも惜しくも外れ同点にはならず。

71分前からプレスをかけられたベドナレクがマネに奪われ、フィルミーノに渡し、ドリブルから相手を外し右足一閃。追加点を決め試合を優位に進める。

リバプールはさらに攻勢を強め74分にはアーノルドのFKからマネが頭で合わせ、76分にはロバートソンがマネとのワンツーから抜け出しシュートを放つも追加点は奪えず。

すると82分アドリアンのパスがイングスにあたりそのままゴール。2対1と勝負がわからない展開に。サウサンプトンはその後もセットプレーを中心に攻めるも得点は奪えずリバプールが辛くも勝利。2連勝。

中2日のアウェイであることを考えると勝ったことが1番の収穫でしょう。チェンバレンは欧州スーパーカップでウイングで出場していましたがインサイドハーフの方が持ち味を発揮できると思います。今節のアンカーはワイナルドゥムでしたがプレシーズンで試したララーナのアンカーが見たいと思いました。ララーナはテクニシャンタイプなので今節の前半のような攻撃の形が作れない場合リズムを変えることのできる選手なので有効なオプションになると思います。

 

 

プレミアリーグ 第2節マンチェスターシティ対トッテナムホットスパー

プレミアリーグ開幕してまだ2節ですが早くも好カード。優勝候補筆頭のシティがスパーズをホームに迎えた一戦。ビッグ6同士の対戦。

試合は前後半通じてホームのシティが押し込む展開。

押し込んでいたシティがシウバの落としをデ・ブライネがダイレクトクロス、ファーのスターリングが頭で合わせ先制。

3分後スパーズはエンドンベレの縦パスからラメラが左足を振り抜き同点。

その後もシティが押し込み、35分またもデ・ブライネの高速クロスにアグエロがダイレクトで合わせ勝ち越して前半を終える。

後半もシティが押し込み、ボールを保持し、取られても素早くプレスをかけスパーズに自由を自陣に留めさせ、攻撃の中心エリクセン、ケインに何もさせない。

スパーズは停滞する攻撃に機動力のあるルーカスモウラをウィンクスに代えて投入。

するとすぐにCKをルーカスが頭で合わせ同点に追いつく。

追いつかれたシティは押し込む展開が続くもののメンバーを変え攻撃のリズムを変える。アグエロに代えジェズス、ロドリに代えダビド・シルバ、ベルナルドシウバに代えマフレズを入れて勝負に出る。デ・ブライネを中心に攻撃するもロリスの好守もあり得点が入らないでいるとアディショナルタイム競り合いのこぼれ球をジェズスが右足を振り抜き決勝点。

しかし今シーズンから導入されたVAR(ビデオアシスタントレフェリー)によって競り合いの時点でラポルトのハンドをとられゴール取り消しで勝ち点1を分けあった。

シティはボールを支配し、失うとすぐプレスし奪い返しスパーズに攻撃の形を作らせない圧巻の内容でした。特に2アシストを記録したデ・ブライネのパフォーマンスが素晴らしく分かっていても止められないクロスでスパーズ守備陣を苦しめました。

スパーズは押し込まれる苦しい展開の中少ないチャンスで得点を取りました。昨シーズンクラブ最優秀選手に選ばれて攻撃を牽引した韓国代表のソンフンミンが今節まで出場停止の中プレシーズンから好調のラメラが1ゴール1アシストと好調なのが大きいです。ローマから加入後期待された結果が出ていないので今シーズンラメラがこの調子を維持するとスパーズにとっては大きいでしょう。

シティからすると昨シーズンのスパーズとの欧州CLでVARによってゴール取り消しでベスト4進出が叶わなかったので今節のゴール取り消しで勝ち点2を失ったのはとてもショックでしょう。次節に引きずらないか注目です。

対するスパーズはアウェイでシティ相手に勝ち点1を得たのはとてもプラスに働くと思います。ソンフンミンが戻ってくることも大きく今節デビューしたロチェルソがフィットすれば2列目の選手層がとても厚くなるので楽しみです。去就が注目される司令塔のエリクセンが残留すればプレミアの優勝争いに加わる可能性もあると思っています。

明治安田生命J1リーグ 第23節 大分トリニータ対鹿島アントラーズ

開幕戦ホームで1対2で敗れた鹿島がシーズンダブルは許されない試合。アウェイに乗り込んだ。

試合はカウンターを恐れる大分が最終ラインでパスを回す展開が続き、鹿島もボールを保持してもなかなか縦にボールが入らず膠着した展開が続く。

前半はほとんど両チーム見せ場がないまま終了。

後半も大分が右サイドから攻撃を何度か仕掛けるもなかなかチャンスが作れないまま飲水タイムが設けられた。

すると飲水タイム後一気に鹿島がエンジンをかける。小池から途中出場の相馬へロングフィード、大外を小泉が猛然と追い越すも相馬は小泉を囮にカットインし、左足を振り抜き鹿島が先制。

大分は前がかりで同点を目指すもブエノ、犬飼を中心に鹿島が集中した守備でチャンスを作らせず、守備の名手永木を白崎に代えて守備を厚くし試合を終わらせた。

首位のFC東京が負けた今節、鹿島は勝利し勝ち点差4に迫った。

今節は前節同様新加入選手が躍動し鹿島のスカウティング力が素晴らしいことを改めて証明した結果となりました。怪我人が次々と復帰してきた中で新加入選手が早くも結果を出して選手層がとても厚くなっています。様々なオプション、先発争いが激化するので大岩監督は良い意味で頭を悩ませることでしょう。

ブエノと犬飼のセンターバックコンビが前節から抜群の安定感を見せていること、主力として活躍していた怪我人が戻ってきたことでここから鹿島の追い上げが始まるでしょう。9月14日にはFC東京とホームでの直接対決もあるのでそれまでこの調子を維持していければ良いと思っています。蒸し暑いアウェイの中お疲れ様でした。

プレミアリーグ開幕戦 ウエストハム対マンチェスターシティ

ホームのウエストハムが昨年のリーグ王者シティを迎え撃つ一戦。

ウエストハムはフランクフルトでゴールを量産したアレを補強するなど期待が高まります。

試合はスターリングのハットトリックなどで5対0でシティの圧勝。ウエストハムはなかなかチャンスを作り出せずシティの猛攻にも耐えられずホームで5失点の大敗。

シティはポゼッションしつつ3人目の動きが抜群で何度も最終ラインの裏を取りチャンスを作り出しました。シルバとデ・ブライネのインサイドハーフスターリング、ジェズス、マフレズの前線とワンツーなど昨シーズンから同様の崩しで分かっていても止められないほどクオリティの高い攻めで今シーズンの優勝候補筆頭であることは間違いありません。

その中でもデ・ブライネが別格でドリブルのスピード、コース、代名詞のクロスなどチャンスメイクの能力では世界1と言っても過言ではありません。見ていてとてもワクワクしますがリバプールファンからすると厄介としか思いません。笑

誰が出場しても遜色なく選手の量、質ともにプレミアで1番で。欧州で見ても1、2を争うことは間違いありません。優勝を争うであろうリバプールトッテナムに比べて代えの効かない選手が少なく多少怪我人が出ても戦力が落ちることはないでしょう。

昨シーズンはデ・ブライネが負傷であまり出場できなかったのにも関わらずリーグ制覇しているので今シーズン独走でリーグ制覇する可能性もあると思います。今シーズンのプレミアの見所はペップ体制4年目を迎え盤石のシティをどのチームが止めるのか、土をつける試合はどのような戦術なのかになると思います。

欧州スーパーカップ  リバプール対チェルシー 

トルコ。イスタンブールで行われた欧州スーパーカップ

気温26度、湿度73%とイングランドの両チームからすると高温多湿で、かなり厳しい気候条件の中行われました。

リバプールマティプミルナー、マネ、チェンバレンの4人が開幕戦からのメンバー変更。

チェルシーはカンテ、プリシッチ、ジルーが開幕戦から変更で先発に。

前半の序盤はチェルシーのビルドアップにリバプールのプレッシングが噛み合いなかなかチャンスを作らせず、リバプールペースで進んでいくと、チェルシーはFWの長身ジルー目がけてロングボールを入れる回数を増やし、セカンドボールを拾い効果的に攻めていると36分、プリシッチのスルーパスからジルーが決めて先制。

後半に入ると前線が孤立気味のため、前線と後ろを繋げるフィルミーノを投入し活性化させる。すると開始早々裏に抜け出したフィルミーノからマネが決めて同点。その後もフィルミーノが抜け出し中に走りこんできたマネが合わせ勝ち越し。

チェルシーはエイブラハム、マウント、バークリーを入れ得点を取りに行く。すると途中出場のエイブラハムがGKのアドリアンに倒されPKを獲得。これをジョルジーニョが落ち着いて決め同点。その後はお互い高温多湿の影響もあって身体が重く、パスがずれるなどなかなか決定機が作れず後半と延長戦も終了しPK戦に突入。

お互い全員成功しチェルシーの5人目のエイブラハムがアドリアンに止められてリバプールが制し今シーズン初タイトルを手にした。

 

リバプールは改めてフィルミーノの存在の大きさに気付かされた試合となりました。後ろからボールを相手の中間ポジションで受けウイングのマネやサラーにパスするなどチャンスメイクでき自らもドリブル、シュートできるので代えの効かない選手です。フィルミーノが負傷離脱した昨シーズンの後半も今日のような攻撃が停滞することが多かったので彼がいないと苦戦するでしょう。

 

チェルシーは前回とメンバーを変え433のフォーメーションで臨みました。ジルーのポストプレーとペドロが絡む攻撃がとてもよく、カンテが復帰したことで守備が安定し先制のシーンのようなボールを運ぶシーンが多く負けはしたものの今後に明るい兆しが見えたと思います。新加入のプリシッチも素晴らしいパフォーマンスでした。

今後は周囲を使えてゴールも奪えるジルーを起用しプリシッチやペドロ、今後復帰するブラジル代表のウィリアンのコンビネーションを磨いていけば上位に食い込む可能性も十分あると思いました。

欧州スーパーカップ プレビュー リバプール対チェルシー 

昨年の欧州CL王者のリバプールと欧州EL王者のチェルシーのプレミア対決。

大会の格で言えばCLの方が上のため下馬評で言えばリバプール勝利が大方の予想ですが一発勝負であること、プレミアのビッグ6同士の対決ということで五分五分になる可能性もあると思います。

コミュニティシールド同様タイトルはかかりますが、そこまで重要視するタイトルではないと思います。予想スタメンはどちらも主力が出場する予想ですがここで長期離脱するような怪我だけは避けてもらいたいです。

リバプールの武器である世界屈指のスリートップと両サイドバックは代えが効かないので、特に怪我だけは気をつけてもらいたいです。

一方チェルシーは今シーズン絶対的エースのアザールの移籍、守備の要のダビド・ルイスの移籍に加え、移籍市場での選手獲得の禁止処分を受けているので補強なしと今シーズンとても厳しいことが予想されます。

開幕戦でマンチェスターユナイテッドに完敗し、次の試合が欧州王者のリバプールとは言えまた完敗することがあると監督解任の話が出る可能性も十分あると思います。

あくまで私の意見ですが今シーズンは6位以内を目標にし、有望な若手が多く在籍しているので多くの試合で起用し来シーズン以降主力になれるよう育てる長期的に考えることがベストだと思います。

そのためにチームとして戦術やメンバーが決まってない中で結果が出なくても我慢しランパード監督の元、チームを成熟させることが望ましいと思っていますが、オーナーのアブラモヴィッチは監督交代が多いことで知られ、ビッグネームの監督を好むのでどこまで我慢できるかが今後のチェルシーに大きな命運を握っていると言えるでしょう。

チェルシーは世界屈指の守備職人のカンテ、守備の要と期待されるリュディガーの欠場が痛くボランチコバチッチとジョルジーニョと攻撃に特徴のある選手がどこまでリバプールのフィルミーノに仕事をさせないかがキーポイントになると注目して試合を観ようと思います。

明治安田生命J1リーグ 第22節 鹿島アントラーズ対横浜Fマリノス

3位の横浜を4位の鹿島がホームに迎えた一戦。

優勝を狙う上で両チームともに勝ち点3が欲しい戦いに。

横浜の2列目の両サイドはJリーグ屈指の破壊力の遠藤、仲川。トップ下に鹿島が1番警戒しなくてはならないマルコスジュニオール

鹿島は古巣対戦の伊藤翔が先発復帰。右SHにセルジーニョレアンドロはメンバー外に。そして右SBに新加入の小泉。CBにブエノが入る急造最終ラインに。

試合は鹿島のゴール取り消しなどもありながら途中出場の上田綺世が決勝点を決め2対1で鹿島がシックスポインターの今節を勝利。

鹿島は全ての選手が素晴らしいパフォーマンスでしたが私がMOMに選ぶとするならばキャプテンを務めた三竿です。小笠原の彷彿とさせる試合を支配しキーマンのマルコスジュニオールに何もさせず攻撃では効果的に縦パスを入れ決勝点をアシストした土居へパスしたのも三竿でした。守備は昨シーズンから素晴らしいと思っていましたが攻撃面でも違いを生み出す選手になってきたので相手からすると手がつけられないのではないでしょうか。控えめに言ってもJリーグ屈指のボランチであることは間違いなく、個人的には今最も活躍している選手だと思います。本人の海外志向がどの程度か分かりませんが来シーズンには海外へ移籍しているかもしれません。しかし絶対に手放したくないと思わせられる活躍をしています。

今節驚いたのが新加入の小泉です。今シーズン前所属の柏はJ2ですが出場1試合にとどまっていました。どのような選手か分からなかったので注目して観戦していました。ボランチが本職のようですが右SBでの出場でした。対峙する遠藤にほとんど何もさせず、カウンターを受けそうになるシーンでは何度も潰し、インターセプトするなど素晴らしい守備でした。攻撃でも質の良いクロスを入れるなど新加入とは思えない動きでした。J1の22節の全てのチームで第3位のスプリント27回と白崎のような走れてチームに貢献できる選手で小泉の加入で永木をボランチで使えるなどチームに大きな影響を与えてくれることでしょう。

決勝点を決めた上田綺世は期待通りの働きで多くのサポーターの心を掴みました。ブエノのパフォーマンスも素晴らしく今後の鹿島の先発争いは激化することでしょう。ゴール取り消しなど不可解な判定がありましたがそれ以上に相馬もドリブル突破でチャンスを演出するなど新加入選手たちの躍動のおかげで素晴らしい試合を見せてもらいました。これからも優勝目指して応援していきます。