プレミアリーグ 第2節アーセナル対バーンリー
今夏移籍市場で獲得したセバージョス、ダビドルイスが先発出場。クラブ史上最高額で加入したアタッカーのぺぺはベンチスタート。
ホームで連勝を狙う。
試合はバーンリーは2トップめがけてボールを放り込みセカンドボールを拾い攻める古典的なイングランドサッカーを徹底。対するアーセナルはセバージョス中心にボールを保持しエースのオバメヤンらがゴールを目指す展開に。
セバージョス、ゲンドゥージ、ウィロックの若手中盤の3枚でリズム良くパスを回し前線のオバメヤン、ラカゼットに効果的なパスを供給しチャンスを作り出していくと、12分CKのこぼれ球からラカゼットがシュートを決め幸先良くアーセナルが先制。
その後もアーセナルがボールを保持し、バーンリーはバーンズ、ウッドの2トップ中心の肉弾戦が続く。CKから何度かチャンスを作るバーンリーは43分。左サイドのマクニールがシュートを放つとディフェンスに当たり目の前に転がってきたバーンズが冷静に押し込み同点に。
45分同点に追いつかれたアーセナルはセバージョス、モンレアルのスペインコンビがサイドを崩しクロスを上げるとネルソンがダイレクトで合わせゴール。
しかしVARによってモンレアルのオフサイドを取られノーゴールに。
前半を1対1で終える。
後半開始からネルソンに代えてクラブ史上最高額のぺぺがエミレーツスタジアム初出場。
50分、59分とオバメヤンがシュートを放つもゴールには至らず。
62分にはペナルティエリアの外からセバージョスがシュートも枠外に。
63分ついにアーセナル待望の勝ち越し点が生まれる。セバージョスがボールを奪われると素早くプレスしボールがオバメヤンに。オバメヤンがドリブルでコースを作り右足を振り抜きゴールネットを揺らした。
89分にはウィロックのクロスをトレイラが強烈なシュートを放つもGKポープが好守で追加点を与えず。
バーンリーは最後まで肉弾戦でゴールに迫るも得点が奪えずアーセナルの勝利。
アーセナルは新戦力が躍動。ダビドルイスは得意のロングフィードでチャンスを演出し、ぺぺは何度かスピード溢れるドリブル突破し、セバージョスはパスで試合を完全にコントロール、守備も献身的だった。
中盤3枚が良い距離感でボールを回しバーンリーに的を絞らせず、ショートカウンターをされるシーンがほとんどなく安定していた。
バーンリーのセットプレーはとても迫力がありアーセナルからするととても脅威だった。また左サイドのマクニールが何度も突破し精度の高いクロスを上げていてとても良い選手だった。いずれビッグクラブに移籍するかもしれないと思った。
今シーズンのアーセナルは攻撃のオプションが豊富でどの選手を組み合わせていくのかとても楽しみで目標の4位以内はとても可能性が高いと思う。